辛い夜も暗い夜も 願いたい未来また描きたい

カラカラから喉潤すのには貴方だけが必要なのとにかく

「その先まで」

 

「アイドル・櫻井翔」さん、入所21周年おめでとうございます。


21年前はまさか自分が21年後もアイドルとして生きているとは思ってもなかったことでしょう。その事実がまた、わたしの胸を切なく締めつけます。こうして翔くんが入所した日を記念日としてお祝いできることに感謝します。


アイドル櫻井翔の話をします。わたしは自分が苦しい状況にあるとき、踏ん張りたいとき、踏ん張れなくなってしまったとき、いつもアイドルとして生きる翔くんの姿を思い出します。翔くんの歌を聴きます。この場合、Hip Pop Boogieではなくペンの指す方向やAnti-Antiを聴きます。


こんなはずじゃなかったと、理想と現実の狭間で苦しんでいたあの頃。それでも前を向いて進んでいくしかなくて。誰も背中なんか押しちゃいないのに。不安でいっぱいで、でもそれを努力の糧にして。自らを追い込んで奮い立てていた、あの頃。真っ白なキャンバスにでっかい夢描いて、マイクとペンで方向を指し示して。世界を睨みつけながら、いつかその世界を揺るがしてみせるって、いいから黙って見てろよって、ひたすら爪を研いでいたあの頃。


そんな翔くんの姿を思って、わたしも自分自身を奮い立たせます。それはわたし自身が迷いの道中にいるからだと思います。Hip Pop Boogieは、自分で道を切り拓いて「こんな景色まで」見ることのできた翔くんだからこそ歌える歌。わたしはまだそこまで辿り着けていないので、がむしゃらに足掻いて生きていたあの頃の翔くんを思ってこそ何度も立ち上がれるような気がするのだと思います。


わたしも、「こんなはずじゃない」ところから「悪くはないかな」ってところまで思えるようになりたいな。そして翔くんには「悪くはないかな」から「これで良かった」って思えるところまで行ってほしい。翔くんから度々「誇りを持って」という言葉が聞けるのがとても嬉しいから、いつかこれも言葉で聞きたい。簡単に満足するような人じゃないから、もしかしたら一生思わないかもしれないけど、そう思わせてあげたいなって思います。


人の人生って他人は経験できないものだから、その人がどれだけの痛みや苦しみを抱えて生きてるのかってのはその人にしか分からなくて、だけど翔くんがアイドルとして生きているおかげで、その人生のほんの一部だとしても歴史として追うことができている、これが本当に感謝してもしきれないことだと思います。翔くんがアイドルじゃなかったら、見たくても見られなかった櫻井翔のヒストリー。


翔くんはわたしにとって至高の指標です。暗闇に差す一筋の光です。不確かな未来が不安で、その不安を忘れたい一心で予定を詰め込んで多忙な毎日を送って、夜は涙で枕を濡らすような日々が続いてるけど、決して立ち止まりたくはないし諦めたくもない。そう思えるのも翔くんのおかげだよ。


これからも向上心を忘れないアイドル櫻井翔でいてほしい。そんなあなたからきっとずっと目が離せない。夢のまたその先まで一緒に歩いていこうね。

 

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22年目も変わらぬ愛と共に。